セックスの体位の内、後背位（バック）についてご説明。後背位は男女ともに快感が高まるのが特徴です。

後背位（バック）は女性の後ろから男性が挿入する体位です。
後背位は、おしりを突き出させること、おしりの穴が丸見えになること、動物的に犯すような形であることなどから女性の羞恥心をあおることができる体位です。正常位とは向きが逆になり挿入の角度が変わることから、男女ともに快感を得やすい体位でもあります。
また、一言に後背位と言っても膝をついた状態で行う通常の後背位、男女ともに立った状態で行う立ちバック、うつ伏せ状態の女性に挿入する寝バックがあります。

通常の膝をついたバックの場合、女性におしりを突き出す形で四つん這いになってもらい、女性の両足の間に男性が膝をついてペニスを挿入します。男性は膝をつかずに女性の足の外側にがに股のようになってペニスを挿入する方法もあります。この通常の後背位では、男性は女性のおしりの上の方をもって腰を動かします。胸やおしりを愛撫したりクリトリスに手をまわして愛撫したりするのもよいでしょう。

立ちバックの場合、女性は壁やテーブル、床などに手を付いた状態でおしりを突き出してもらい男性は後ろから挿入します。通常のバックの状態から立ち上がることで立ちバックにすることも可能です。この立ちバックの場合も通常の後背位と同様で女性の腰のあたりを持って挿入したり、胸やクリトリスを愛撫しながら挿入することが可能ですし、わざと自由を奪うように後ろから抱きつくような形や羽交い絞めにするような形で挿入することも可能です。

寝バックの場合、女性には足を閉じるか少しだけ開いた状態でうつ伏せに寝てもらい、そこに覆いかぶさるような感じでペニスを挿入します。また、通常の後背位の状態で女性にうつ伏せになってもらうことでも寝バックにすることができます。手と膝で体を支えつつ覆いかぶさったまま挿入してもよいですし、女性の太ももの上に座るような感じで上体を起こして挿入してもよいでしょう。

これらの後背位から変えやすい体位には背面座位があります。後背位は挿入した状態で正常位など逆向きの体位にするのは難しいので、逆向きになりたい場合は一度抜いてしまった方がよいでしょう。
後背位は男女ともに快感がグッとアップします。特にセックス初心者の場合、挿入による快感もそうですが征服欲的な快感も重なるため、なかなか我慢できずにイってしまうことでしょう。どうしてもイクのを我慢したい場合は、挿入したままの状態で腰を動かすのを一旦止めて、手でクリトリスを愛撫したり首筋にキスするなどして自分のペニスは休ませつつ相手女性の興奮は継続させるようにしましょう。